今年の6月あたりにあったNIのSUMMER OF SOUND(サマーセールみたいなやつ)でKomplete12とセット購入したKomplete Kontrol s88 mk2ちゃん。

この子がうちに来てから半年経つので、そろそろ感想とか言っときます。
購入したときの記事はこちら↓
https://hiyamamiyabi.xyz/2019/06/08/post-189/
ざっくりと結論から
買って良かったです。
ほんとに文句のつけようがない。いい買い物をしました。
ウェイトの軽いキーボードをすでに1つ持っていて、かつこのキーボードの購入を迷っている方はすぐに買うべきです。
そのくらい捗りまくるんですよ色々と。
ただし、ライブで使うようなステージピアノ等と比べて迷っている方には、注意点があるのでもう少しだけこの記事にお付き合いいただきたいです。
その辺の細かいお話をしていきます。
なぜKomplete Kontrol s88 mk2を選んだのか
上に張り付けた記事でも書いていますが、ちょっとした補足もあるのでこの記事でも書いておきますね。
前提として、僕自身はピアニストではないということをお話しておきます。
ピアノを習ったこともありませんし、バンドでキーボードをかじっていた……とかもありません。
コードに毛を生やすくらいが関の山です。
Komplete Kontrol S88 mk2。いつの間にか使い始めて5ヶ月経ちました。近々ブログで使用感等書きますが、最高です。ギタリストが鍵盤にハマるくらいには最高です。 pic.twitter.com/7UTD5TpCX6
— こんぽーざー樋山 (@Shumiten) November 20, 2019
選んだ理由ですが……
このキーボードを購入する前は、61鍵のライトウェイトのものを使用していました。
しかし、自分が作曲するジャンルやスタイルのことを考慮すると、ピアノ音源のリアルタイム入力をリアルに(ピアノに近い感覚で)やりたかったんです。
なので、88鍵フルウェイトのキーボードを探し始めました。これが大体今年の4月くらい。このブログ開設とほぼ同時期ですね。
その時候補だったキーボードは、
- YAMAHAのCP88
- StudiologicのNuma Concert
- Native InstrumentsのKomplete Kontrol s88 mk2
この3機種でした。
前2つはステージピアノと呼ばれているものですね。音源内蔵のキーボードです。
実は「CP88にしよう! どこで買おうかな?!」くらいまで検討が進んでいたんです。
が、そのタイミングでNIのセール情報を目にしまして……もう一度考え直したのです。
この時の僕がキーボードに求めていたのは、「フルウェイト鍵盤」で「88鍵」あって「モジュレーションとベンドホイールの精度が良いこと」でした。
「出来れば木製鍵盤でリアルな(グランドピアノっぽい)タッチがいいなぁ……」と思ってもいたんですが、自分はピアニストではないということをNIのセール情報を見て思い出しました。
作曲・編曲家として活動しようと思っているなら、まず音源買わなきゃと(当時Komplete未所持でKontaktも未所持)。
そう考えたときに、音源とセットになっているKomplete Kontrol s88 mk2がとっても魅力的に見えてきました。
しかもそれがセールで安くなっている。
こういった理由が重なって購入に至りました。
「いい買い物をした!」と思った理由
そして半年使用してみて、やっぱりこのキーボードにしてよかったなと思っています。
理由は3つ。音源操作の速さと期待通りの鍵盤とホイールの精度、そして価格の優しさです。
音源操作の速さ
1つ目ですが、これは主にKontaktの音源を扱うときに毎回感動します。
ドラム音源の配置やオーケストラ音源の奏法切り替えキーを色つきのLEDで表示してくれる機能、各音源のパラメータをS88 mk2のつまみ等に自動でアサインしてくれる機能等、リアルタイム入力がとてもスムーズになる機能満載です。
これは、僕が今までのMIDIキーボードに感じていたストレスをすべて取り払ってくれるものでした。
期待通りの鍵盤とホイールの精度
2つ目ですが……
こちらは少しだけ不満点もありました。
が、「ピアノ音源を本物のピアノに近い感覚でリアルタイム入力したい!」だったり「オーケストラ音源のリアルタイム入力用に精度の高いホイールが欲しい!」というような要望は一通り受け止めてくれます。ここに関しては満足。
不満点というのは、一部のキーの動きが少しぎこちないこと。
僕の個体の場合、F5の鍵盤をゆっくり押し込んだ時に少し滑りが悪い感じがします。ギギギ……という感じ。
ppをリアルタイム入力したいときに少しだけ「あれ……空振ったか……?」と不安になります。実際ちょっと空振っていることもあります。
まぁこのくらいなら後からピアノロールで修正するのも速いので、「打ち込みのしやすさ」という観点では問題にならない範囲ですけどね。
個体差かもしれませんが、「ライブでの演奏用に使いたい!」という方は少し注意が必要かなと。
価格の優しさ
3つ目。これは言及する必要もないですね……
(一般人なら)安ければ安いほどうれしいです。質がちゃんとしているという前提なら。
バンドでキーボーディストをやっているとか本格的なピアノ曲を量産するような方であれば鍵盤をケチるなんてもってのほかですが、僕はピアニストではなくあくまで作曲・編曲家。
鍵盤でちょっとケチって、浮いたお金を音源やらプラグインやら消耗品やらに費やしたほうがクオリティアップ&時短になる可能性が高いです。
価格の話をすると、YAMAHA CP88はこの記事を書いている時点(2019/12/02)で25万円前後。音源は本体についているものがありますが、それらを作編曲に使うかというと微妙なところ。
操作性やら音質やら楽器のバリエーション等はやはりソフトウェア音源のほうが有利ですよね。
25万円+音源代(オーケストラ音源+Kontaktも欲しいのでKomplete 12 Ultimateが最有力候補。大体10万円前後)と考えると……重いです。
それから……Studiologic Numa Concertの価格は同じくこの記事を書いている時点で18万円前後。
これも音源は別購入になりますから、大体30万くらい出費することになりますね。
対して、僕がKomplete Kontrol s88 mk2とKomplete 12 Ultimateのセットを購入したときは、約18万円(セール時)。
セールじゃなくても、Komplete Kontrol s88 mk2の現在(2019/12/02)の価格が11万円前後。
音源を合わせても25万円以内には収まりますね。
ガッチガチのピアニストではない作曲・編曲家にとっては、この選択がコストパフォーマンス的にベストなんじゃないかなと。
ライブで使おうと思っている方へ少しだけ注意を
LEDがかっこよくてライブ映えしそうだし、そのライブを撮った人も「インスタ映え~~」だろうし、ライブでめっちゃ使いたくなると思いますが……
他のキーボード……主に上記のステージピアノと比べると、やはり鍵盤を押し込んだ時の滑らかさは劣ります。
これは上に挙げた不満点で感じた不具合とは別で、全体的なキーの滑らかさがライブを想定して生ピアノのタッチに寄せて作られたものとは明らかに違います。
なので、ライブで演奏するのがメインという方にはこのキーボードはおすすめしづらいです。「ステージピアノ」として販売されているものをおすすめします。
終わりに
こんな感じですかねぇ……
「演奏用のキーボード」としては不満点もありますが、「作編曲用のコントローラー」としてはパーフェクトだと思います。
今後これを超えるキーボードが出てくるんだろうか……
まぁこのキーボードが強い理由ってKontakt音源の普及率も大いに関わっているとは思いますけどね。
とはいえ、今時音楽の仕事をする人間にとってはKontakt音源を素早く扱えることのアドバンテージは大きいですから、損はしない選択肢だと思います。このキーボード。
ちなみに今サンクスギビングを祝したセールをNIが行っており、2019/12/09まで音源のアップグレードやハードウェアとKompleteのバンドル等が安くなっています。
僕が夏のセールで購入した組み合わせ(KKS88 mk2とKomplete12 Ultimate)は、$1,548.50となっていますね。
検討中の方はいっちゃっていいと思います。
……このままだらだら書いていると文章が崩壊してきそう……というかもうすでに怪しいので今回はここらで失礼します。
ではでは~ノシ